
鳩サブレ
東京出張話、第2弾である。 家族に鳩サブレを必ず買ってくるように言われていた。 そんなもの、すぐにでも買えるだろうと思っていた。帰りの東京駅で探したが見つからない。散々探したが見つからない。 電車の時間も迫ってきていたので、諦めてすぐ近くの売店でお土産を買った。 買ったからいいだろうと店員に鳩サブレが売ってあるお店の場所を聞いた。 若い女性の店員が丁寧に教えてくれた。向かった。人混みに揉まれ、大荷物を持って探したが見つからない。 諦めて引き返したら、さっきの若い店員が手を振って待っていてくれた。そしてお店まで案内してくれた。(まったくの方向違いだった) 彼女には私の後ろ姿がどう映っていたのだろうか… 想像に難くない。 彼女の思いやりに感謝したい。